ウエイトリフティングについて若干の考察

バンパープレートと50Φバーを導入後、毎日トレーニングに励んでおります。。汗)
いつものようにyouTube画像を手本にと日夜、かなえ先生(高校・大学時代)の動画を見ながら。。
  →卒業後の画は見てません。。汗)

youTubeの指導画像で気になる点が。。
 (1)バーベルを持ち上げてすぐにバーの下へ潜り込み受け取りるのだ。。。
 (2)重量挙げは、けん玉動作と同じ。。。
気になる点は下記で
(1)について、「バーの下へ潜り込み。。」とか言っているけどできるの??
     ガリレオの実験より、重いもの軽いもの区別なく同時に落下し同時に着地する。
     空気抵抗が関係するけど。。バーベルより、より空気抵抗の大きい身体が先に落ちて
    バーの下へなんて。。そんな事を言っているとガリレオが枕元に立ち、落体ついて説教さるぞ。。汗)

(2)けん玉の場合は、あの金づち見たいな物で、受けるが。。明らかに重力加速度を超えた運動を
  行っている。 ジャンプした身体が重力加速度を超えた運動。。ありえない。。汗)

自分なりに、かなえ先生(高校・大学時代)の動画を日夜見ながら考察してみた。。
使う道具は中学数学。。

落体。。最近はやりの言い方では弾道運動(真上の場合)でしょうかね。。
速度と重さの関係で空気抵抗は考えないことにすると
弾道軌跡は下記(1)の2次方程式で表される。
速度は(2)で(1)を微分する。。ここは高校レベル。。汗)

x  = c + v0  t - g/2  t^2  -- (1)
v  = v0 - gt                   -- (2)
     c   : 最初の位置
     v0 : 初速
     g   :重力加速度 -9.8m/s^2

かなえ先生のジャーク動作でバーベルを投げ上げた高さは、youTube画像より20cm近辺かな
大人の事情で0.196mだとすると
初期位置を取り合えす0として位置が0.196mになった所で速度が0になる時間を算出
0.196  =  0 + v0 t - 4.9 t^2
0 =  v0 -9.8 t
で連立を解くと
v0 = 9.8 tなので
0.196 = 0 + 9.8 t^2 - 4.9 t^2
0.196 = 4.9 t^2
t = 0.2 (秒)
v0 = 9.8 x 0.2 = 1.96(m/秒)
k先生がキャッチするポイントは速度0(弾道軌道の頂点)より5cm下
v0 = 1.96m/s
で(1)に入れると
x = 1.96 -4.9 t^2    :: 注) c=0
大人の事情でキャッチポイント5cm
を0.049mとして
x=0196-0.049
0.1911 = 1.96 t - 4.9 t^2
この時のtは
-0.1911 + 1.96 t - 4.9 t^2を因数分解して
t = 0.231..   と 0.168..      。。大人の事情になってない。。汗)
k先生がキャッチしたのは頂点を通り過ぎたポイントなので
バーベルを投げ上げた後
t = 0.23(秒)
にキャッチ。。
k先生(k=かなえ)がバーベルを投げ上げたその瞬間に落下を始めたと考えられるので
先生の軌道は
x =  -4.9 t^2
でt=0.23時点は
x = -4.9 x 0.23^2
x = -0.259(m)
この時点のバーベルは0.1911でk先生は-0.259
差は約0.45(m)
k先生(赤線)
バーベル(黒線)
で表したグラフを下記にしめす。
 tがxになっている。。R(統計用)で作成。。マセマティカ持ってないので。。汗)

イメージ 1


う~~ん45cmなら下に潜ったと言える。。!!
中国のYuan選手は頂点でキャッチ(t=0.2)
同じくShi選手はなんと頂点前キャッチ!!
(t< 0.2秒)
反応が早い!!
私の単純反応時間0.135秒(自転車クランク224rpmで回せる→1.5年前にパワーマックス無負荷)
  →ちなみに競輪お受験合格レベルは >250rpmだそうです。
この時間を計測できるようになるまで10年以上の血と汗のぺダリングトレーニングを必要とした!!
より複雑な動作の重量挙げで0.2秒以下で動ける!!凄い
日夜のトレーニングのたまものでしょうか。。

以上です。